ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

心理学

知 情 意

人間の心は、「知情意」のバランスで動いているといわれます。「知性」「感情」「意志」のことで、哲学者カントが提唱した言葉とされます。西洋の教育の基礎は「知」と「ロジック」で、AIと人間で信頼関係を結ぶことができるのはこの「知」と「ロジック」の…

マレーの心理発生的要求リスト

社会的動機といわれるものの種類は極めて多く、その分類もいろいろと試みられている。A. おもに生きていない対象と結びついた要求1.獲得(acquisition) 所有物と財産を得ようとする要求2.保存(conservation) いろいろなものを集めたり、修理したり、…

方法の原理

方法とは「特定の状況において、何らかの目的を達成するための手段」である。つまり、方法の有効性は、状況と目的によって変化する。

ユング心理学における「シャドウ」

スイスの精神科医・心理学者であり、ユング心理学の創始者であるC・G・ユングは、「影(シャドウ)」という概念を提唱しました。 ユングによれば、人は社会に適応して生きていくために、善人の「仮面(ペルソナ)」をかぶって日常生活を送っています。その過…

なぜ人と組織は変われないのか

■思考様式の変化を必要とする課題 リーダーが犯す最も大きな過ちは、適応を要する課題を解決したいときに、技術的手段を用いてしまうこと。 問題そのものに着目するだけでなく、「人間」の側の要因にも着目する必要がある。 ■免疫マップと 心臓病で死ぬ危険…

共有地の悲劇

社会的ジレンマの例の一つとして有名な寓話。ギャレット・ハーディンが1968年に、サイエンス誌に発表したもの。誰でも自由に利用できる(オープンアクセス)状態にある共有資源(出入り自由な放牧場や漁場など)が、管理がうまくいかないために、過剰に摂取…

コンフリクト・マネジメント

組織の中において、対立やコンフリクトはよく発生するものである。 50年前は、コンフリクトは取り除くべき悪だと捉えられていたが、20年ほど前から、存在そのものは避けようのない必要悪として受け入れようと考えられるようになってきた。 しかし、最近では…

タックマンモデル

チーム・ビルディングに関する分析や理論は数多くありますが、心理学者であるB.W.タックマンが考案したチーム・ビルディングによるチームの状態を4段階で表現した「タックマンモデル」はとても参考になります。タックマンモデルは、チームは次の通り、4つの…

リンゲルマン効果

ドイツの心理学者であるリンゲルマンは、集団で作業をすると個人の努力がおろそかになって「社会的手抜き」と呼ばれる現象を発見しました。リンゲルマン効果とも呼ばれています。 1本の綱を1人が引く場合には、その人は100%の力を出しますが、その人数を2人…

人財価値を高める - ジョハリの窓

企業価値を生む人財力とは人材ではなく人財とは、人が財(たから) として価値を生む存在であることである。そんな人財とは、一人一人が自律的に働き、課題を発見し、その解決に新たなアイデアを生み出したり、あるいは周囲を巻き込んで変革を起こす存在であ…

NLPの視線解析でウソを見抜く 

相手に質問をなげかけて相手の視線を読むことで、心の中を読むこともできるというNLPの視線解析の研究を紹介する。1.視線が右上を向く 未来のこと、未体験のことを想像している。2.視線が左上を向く 今までに見た風景や、過去の体験を思い出そうとしてい…

アビリーンのパラドックス

アビリーンのパラドックス(Abilene paradox)とは、ある集団がある行動をするのに際し、その構成員の実際の嗜好とは異なる決定をする状況をあらわすパラドックスである。 暑い暑い夏の日、場所はテキサス州コールマンという田舎町。ある老夫婦とその娘夫婦…

「あなた」は脳の一部

「あなた」は、あなたの脳の一部 たとえるなら、「あなた」は、脳という馬を操っている騎手のような存在なのだ。

ヒューリスティック

ヒューリスティックとは、何かを短時間で楽に識別・判断したいときに利用する、単純化された手掛かりのことです。よく出される例として、信号機が分かりやすいです。交通量の多い交差点を渡るときを浮かべてみてください。車・バイクの位置関係や状態を全て…

広告の社会心理学

広告の発信者が消費者の意識的・無意識的な購買行動を促進することを、社会心理学上では「説得」という言葉を使うようだ。社会心理学者のチャルディーニによると、説得の手がかりはについて<好意><希少性><権威><返報性><一貫性><社会的証明>と…

認知的不協和理論とは

タバコ吸いますか?(喫煙者の心理)タバコを吸っているという事実。そして、タバコは害があるという知識。この二つには矛盾があります。害があると思いながら、タバコを吸うのは、何となく落ち着かなくて、不愉快です。この不愉快な気持ちを「認知的不協和…

嫌なことを成長とアイデアに活かす

自分が嫌なことは、他人にはしない。→成長 嫌なことは、アイデアのヒントになる。→ビジネスチャンス 嫌なことのパターン 1自分が嫌なこと 2他人を見て、自分だったら嫌なことと思うこと 3自分がしてしまった嫌なこと 4ニュース、街中などで見る嫌なこと …

幸福の方程式 新しい幸福の物語

★★★消費が変わってきている理由を探る★★★ 物質的豊かさと幸福との関係について、社会学者のジグムント・バウマン(1925〜 ポーランド出身の社会学者)は、「一人当たりGDPが一定水準に満たない場合は〈不幸〉だが、それが一定水準を超えると、一人当たり…

NLP:脳の構造

脳は、現実と想像の区別がつけられない意識は、大量の情報を捉えられない脳は、否定形を理解できない ・・・明日は、朝寝坊しないように! と強くイメージすることは、朝寝坊をイメージしていることになる。 ・・・で、寝坊してしまう。 NLPでは、脳の反応を…

NLP(神経言語プログラミング)

Neuro-Linguistic ProgrammingNLPとはNeuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略で、1970年代にアメリカ・カリフォルニア大学に通うリチャード・パンドラーと助教授のジョン・グリンダーが心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム…

競争心の亢進

「何をしてでも勝ちたい」という衝動に駆られ、競争心の亢進と呼ばれるこのような心理状態では、合理的な意思決定が阻害され、過剰な対価を支払うはめになる。競争心を増大させる3つのリスク<勝利願望の罠> 過熱した競争状態で、アドレナリンが放出された…

エニアグラム

行動経済学

■行動経済学行動経済学は、従来の経済学では取り込んでいなかった感情、直感、記憶など心の働きの影響を考慮した、経済の実態により則した経済学を構築しようとするものである。この行動経済学に対しては、2002年のノーベル経済学賞として「不確実性下におけ…

行動分析学マネジメント

行動は、行動直後の状況の変化によって変わる。これが行動の基本原則であり、専門用語では行動随伴性と呼ぶ。■好子出現の強化:行動の直後に好子が出現すると行動は増加する。強化:行動の回数が増えること。または増やす操作。 好子:行動の直後に出現する…