ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。AI(Gemini)を活用して為替の動きを予測しています。

人を動かし導くためには、まず「自分」を動かし導く必要がある。

「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」 これはカナダの精神科医エリック・バーンの言葉です。 多くのストレスを抱え、感情的に不安定になり、精神を病んでしまう人は、他人や過去といった変わらないものに過剰に意識を向け、そして変わらないことにストレスを覚える。そういった状況から抜け出すためには、変わらないことに意識を向けるのをやめ、変わることに意識を向けることから始める。そんなことを示唆する言葉です。

相手が変わらないことに意識を向け、ストレスや不満を抱くという他責の考え方から、相手との関係性を変えるために、まず自分から変化するという自責の考え方へ。 そして自らの変化を妨げる最大の敵、それは「面倒くさい」という感情ではないかと思います。加えて、先にご説明した「照れくさい」「当たり前」という感情も自らの変化を大きく妨げるものです。この3つの感情を克服するように自らを動かす。 つまり、人を動かし導くということは、自責の考え方のもと、「面倒くさい」「照れくさい」「当たり前」を克服し、自分を動かし導くことに始まります。 一番はじめに動かし導く相手、それは自分という相手です。
人を動かし導くためには、まず「自分」を動かし導く必要がある。

リーダーのための経営心理学--人を動かし導く50の心の性質"(藤田耕司 著)からの引用