ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用などについて書き留めてます。

5年後の金価格の予測分析

今日現在、金価格は$3520です。5年後の金価格は 54.8%上昇し、1オンスあたり$5,450 になると予測します。

( 1グラムあたり$192.24。ドル円レート150円と仮定すれば1グラム28,836円になる )

最も可能性の高い価格帯としては、$5,100~$5,800の範囲と考えられます。 以下に、この予測に至った分析の詳細を説明します。 

金価格に影響を与える要因と重み付け 金価格は単一の要因で決まるものではなく、複数の要素が複雑に絡み合って変動します。その中でも特に影響度の大きい要因に焦点を当て、以下のように重み付けを行いました。 

各要因の今後5年間の変化予測 上記の要因が今後5年間でどのように変化していくかを予測します。 

マネーサプライ:増加傾向の継続 世界的な政府債務は歴史的な高水準にあり、これを返済・維持していくためには、低金利環境とある程度のインフレが不可欠です。これは、各国の中央銀行が今後も通貨供給量を増やし続ける強い動機となります。短期的には金融引き締めが行われる局面があっても、構造的に見て、今後5年間で世界のマネーサプライは拡大基調をたどる可能性が極めて高いと分析します。

実質金利:低位での安定、または低下 インフレを抑制するための利上げサイクルは最終局面に近づいています。今後、景気への配慮から利下げに転じる国が増えるでしょう。インフレ率が過去20年のような超低水準に戻る可能性は低く、一方で名目金利は低下していくと予想されるため、結果として実質金利は現在よりも低い水準で推移する可能性が高いです。これは、金を保有する魅力が相対的に高まることを意味します。

地政学的リスク:高止まり、もしくは増大 米中対立の構造化、国家間の紛争、サプライチェーンの分断など、世界の不安定要因は短期的に解消される見込みが薄いです。むしろ、新たな火種が生まれる可能性も常に存在します。このような環境下で、いかなる政府や中央銀行の信用にも依存しない「究極の安全資産」としての金の需要は、底堅く推移するでしょう。

米ドルの価値:長期的な下落圧力 米国の巨額な財政赤字と貿易赤字、そしてBRICS諸国などを中心とした「脱ドル化」の動きは、長期的にドルの基軸通貨としての信認を揺るがし、ドル安圧力として働きます。ドルの価値が相対的に低下することは、金価格の上昇要因となります。

中央銀行の動向:継続的な金準備の積み増し 米ドルへの依存度を下げ、資産を多様化したい新興国を中心に、中央銀行による金の購入は今後も続くと予想されます。この動きは、金市場における大口の買い手が存在し続けることを意味し、価格の強力な下支え要因となります。 

 

これらの分析を総合すると、金価格を取り巻く環境は、今後5年間にわたり極めて強い追い風が吹くと結論付けられます。

● 根源的な上昇要因:世界のマネーサプライの増加傾向は止まらない。

● 直接的な上昇要因:実質金利は低位で推移し、金の保有コストが低下する。

● 下支え要因:地政学リスクと中央銀行の買いが、価格の下落を抑制し、上昇を後押しする。 これらの要因が複合的に作用し、現在の$3,530ドルという価格を起点として、金価格は安定的に上昇していくと予測します。

過去のデータから、このような追い風が吹く環境では、金価格が年平均8~10%程度の上昇を記録しても何ら不思議ではありません。

この上昇率を基に計算すると、5年後の価格は以下のようになります。

● 年率8%で上昇した場合:$5,187

● 年率9%で上昇した場合:$5,432

● 年率10%で上昇した場合:$5,685