ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

GRP(延べ視聴率)

Gross Rating Point

一定期間に流したCM1本ごとの視聴率の合計。

GRP(%) = 広告1件あたりの平均露出量 × 広告を打つ回数
GRP(%) = リーチ(広告の到達率)× 平均フリークエンシー(広告接触の頻度)


GRPは、テレビCM投資の規模や効果を考える際の代表的な指標である。広告主は、例えば目標GRP1,000%などとしてCM投資額を決める。そのためには、平均視聴率10%の番組であれば100本、平均視聴率5%の番組であれば200本のCMを打つことになる。

また、母集団が10,000人の集団のうち、そのCMを一回以上見たことがある人が50%いたとする。ここで、全体のうち1回以上CMを見た(CMの露出を受けた)人の割合をリーチという。そして、「1回でもそのCMを見た人たちが、平均して何回見たか」が平均フリークエンシーである。平均20回見たとすればGRPは1,000%ということになる。


■CM投下量とCM認知率

500GRPというのは、個人視聴率を元にした個人GRPで、世帯視聴率にするとおよそ倍、1000GRP程度は必要。1本の平均世帯視聴率を約7%とすると、120〜130本のスポットを打つ必要。つまり、約3割の人に広告を認知してもらうために、CMを102、30本流す出稿計画が導き出される。

■インターネット広告のCM認知率