データ転送方式の1つ。複数のクライアント端末の状態を管理/制御する方式で、ホスト端末は接続されている複数のクライアント端末に対して、決められた順番に沿ってデータの送信要求がないかを問い合わせを行う。送信要求があれば、クライアントはデータを送信しホストが受信する。なければ、次のクライアントに問い合わせを行うということを繰り返す。
あるいは、FlashやAjaxなどを使ったクライアントから一定間隔でサーバに対し情報の取得要求を行う方式のことを指す。構築方法が容易で、チャットなどのある程度のリアルタイム性が必要なシステムに有効な方式である。
しかし、サーバ上の情報の更新の有無にかかわらず、常にクライアントからアクセスするため、不要な通信トラフィックが発生するというデメリットもある。接続するクライアント数が増えるほどデメリットも大きくなり、また問い合わせ間隔が短いほどリアルタイム性が上がるため、システム設計の際には、通信トラフィックやサーバ負荷とのバランスが求められる。