ものごとの破局,大詰め。演劇用語ではドラマの筋が逆転すること。ことに悲劇における結末,破局をいう。
周期的な秩序だった現象の中から不意に発生する無秩序な現象の総称
カタストロフィー理論
Catastrophe theory)は、力学系の分岐理論の一種を扱う理論。不連続な現象を説明する、画期的な理論として一時注目をあび、さかんに研究、議論された。
例えば地殻を形成している岩板(プレート)が、普段はゆっくり移動しているだけであるのに、ある限度を超えたときに、激しい動き(地震)となったり、あるいは生物の体中で少しずつ起こる変化が、青虫が蝶へと劇的に変態を遂げたり、といったプロセスを解明しようとする。もともと「カタストロフィー」とは「大変動」「破局」といった意味を持っており、そこから突然の破壊・崩壊が起こるプロセスなどを研究する学へも発展している。