ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

「ネガティブな人」にうまく対処する方法

ステップ1:相手の思いや感情を理解し、受け止める。
 これは時として、相手のネガティブな感情を助長させるだけのようにも思えるかもしれない。しかしそうはならない。ネガティブな姿勢に対して同意も正当化もしない。ただその胸中を理解したことを示すだけでよい。

ステップ2:賛同できる部分を見つける。
 相手の言うことのすべてに賛同する必要はない。一部でもよいので、共感できる部分を見つける。そしてどの部分に共感できるかを、相手に伝えよう。

ステップ1と2は、相手のネガティブ志向に対抗するのではなく、分かち合うものだ。これによって相手は安心し、胸襟を開く。相手が独りではなく、自分がそばにいることを理解させるためのプロセスだ。

ステップ3:相手のポジティブな部分を見つけ、強調する。
もっとポジティブになろう、と説得するのではない。相手の感情にどこかしらポジティブな部分がないか、注意を払うのだ。それはきっと見つかるはずだ。なぜなら、100%ネガティブな人など滅多にいないからだ。もしそんな人がいたら、どうするか。あなたがポジティブな部分を持つ人だけを支援する、ということを見せつけるのだ。要は、ポジティブな感情に対してポジティブな関心で応え、具体的に希望を示す、ということだ。ポジティブな姿勢を植え付けようと口先だけで繰り返すのではなく、相手がすでに持っているポジティブな感情を利用する。これが「具体的に」という意味だ。

ステップ3は、ポジティブな姿勢をもって相手に対抗するのではなく、ポジティブに共鳴し合うプロセスだ。ポジティブな言動に対して、あなたは関心を向け支援を提供する――この意図を相手に伝えるのだ。これにより、負の循環を逆転させることになる。