有名な投資家ウォーレン・バフェット氏が株価の割安・割高を判断するときに使っているといわれる指標。
「株式市場の時価総額÷その国のGDP×100」
このバフェット指数は、経済が順調な先進国では、株式市場の株価の上昇が国の成長のGDPと比例して上昇していくという考えがもと。GDPが成長していないのに株価が上昇していると割高と考える。 バフェット指数が100%を超えていると割高、100%以下だと割安。
日本のバフェット指数を見てみると1989年のバブルのころは140%超え。リーマンショック前の2006年から2007年かけてが100%超え。最近の2015年のチャイナショック前も100%超え。
100%を超えたからと言って、すぐ暴落するわけではない。100%を超えてから数年ほどたってから暴落する場合もある。暴落時期をピンポイントでわかるという指標ではない。 現在の株価が割高か割安化の判断材料になる。
バフェット指標の水準と評価
79%以下 大幅に過小評価されている
79%から102% 過小評価されている
102%から125% 平均的な適正水準
125%から148% 過大評価されている
148%以上 大幅に過大評価されている