ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

PPM(プロダクト・ポートフォリオマネジメント)

BCGのプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

●金のなる木
シェアが高いために、資金がかからず収益率の高い製品。成長率が低いので過度な投資を控え、収益を他の製品へ回す、重要な資金源となる。成熟事業。FCF(フリー・キャッシュ・フロー)はプラスが継続する。

●花形製品
マーケットシェアを維持するために資金はかかるが、収益率は高い。シェアが維持できれば、市場成長率の鈍化に連れて「金のなる木」になるが、失敗すれば「問題児」に転落する。成長・成熟製品。

●問題児
成長率は高いがマーケットシェアが低いため資金の流出が多い。将来の成長が見込める製品なので「花形製品」にするための戦略が必要で、資金投入を継続する必要がある。ただし、花形への成長可能性の見極めが難しい。FCFは当面マイナス。

●負け犬
資金の流出・流入のいずれも低い。投入する資金以上の収益が見込めなければ、撤退・売却・縮小のどれかをとる必要がある。衰退事業。

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単一商品(サービス)企業は、どう考えればいいの?
シェアが低くても、儲かってる会社ってあるよね。