VRIO分析とは、企業の持つ経営資源を4つの視点から分析し、企業の競争優位性を分析する手法である。(尚、VRIO理論は大きく分類すると、RBV(Resorsed Based View)の学派に属し、マイケル・ポーター教授の外部環境学派(5 forces 理論)と対極をなす理論である。)
① V=Value(価値)
→自社の持つ経営資源に価値があるかどうか?
② R=Rareness(希少性)
→自社の持つ経営資源は希少性があるがどうか?
③ I=Imitability(模倣可能性)
→自社の持つ経営資源は真似されにくいかどうか?
④ O=Organization(組織)
→自社の持つ経営資源を最大限に活かすことのできる組織作りができているかどうか?
このVRIOが適合した能力・資産を持つ企業は、持続的な競争優位(SCA)を持つことができる。