Twitterを導入する際の4つの活用ステップをまとめてみよう。
(1)傾聴 〜モニタリング
もっともベーシックなTwitter活用手段は、対話には踏み込まず、顧客の声をモニタリングすること。特別な準備は必要なく、『Topsy』『TwitterSearch』などの無料ツールを利用すればコストもかからない。
(2)対話・貢献 〜コミュニケーション
モニタリングだけでなく、Twitterで情報を発信し、ユーザーと対話すること。企業Twitter活用では最もポピュラーなものだろう。
(3)探索・支援 〜アクティブ・サポート
先進的な企業が採用し始めた、Twitterの高度な利用方法で、自らユーザーを検索し、話しかける手法。困っている顧客を探してヘルプするサービスが一般的だが、最近は対話ブランディングや販売プロモーションにもこの手法が用いられている。
(4)統合化 〜インテグレーション
TwitterAPIを利用した集約したサイト等を構築する、Twitter活用の上級編。特にハッシュタグ等でツイートをフィルタリングし、特化した形で活用する手法が増えてきている。この統合化の場合はTwitterをベースにシステム構築が必要となるため、他のステップと比較して高コストとなる。まず(1)から(3)をトライして、確実に効果が得られた時点で検討することをお勧めしたい。