急がせるためのプレッシャーは、言葉だけでなく様々な方法でかけられる
納期について圧力をかける
仕事量を増やす
時間外労働を奨励する
自分が見本になる(自分が頑張っている姿を見せる)
などなど
プレッシャーをかけられても、考えるスピードは変わらない
だから、労働者は、
無駄な時間を無くす
クリティカルパスにない仕事を後回しにする
時間外労働をする
というような対応しか取れない
プレッシャーによって完成までに期間が短縮できる可能性は限られており、
プレッシャーをかけ過ぎると、パフォーマンスは悪化する。
■スプリント
たまに短期集中的に仕事をすることと、だらだら時間外労働をすることを
明確に区別したほうがよい。
状況によって「短期間で一気に仕上げるぞ!」というスプリントは意味がある。
マラソンの最後に、ラストスパートをすることはできるが、
ずっとスプリントをすることは不可能だ。