ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

グルーヴ感を生み出すことによる短期間での認知度アップ(共振作用の活用)

TwitterなどUGC(メディアという観点でいえば、CGMないしソーシャルメディア)の拡大にともない、サービスの短期的な認知率アップにおいては、①Twitter・ブログ、掲示板等での急速な伝播を促す個性(=キャラクター、ネタ)と、②個性の賞味期限内に、あらゆるコミュニケーションチャネルで、その個性を、同時多発的にリズミカルに展開することで効果を最大化できるようになった。


とくに②の要素が重要で、これを言いかえると、音楽用語でいうところの「グルーヴ感」(ノリとか、うねり)だ。


Tweetや、ブログの投稿状況をウォッチしつつ、ある一定の「波」が感じられたら、さらに別チャネルでのコミュニケーションをかぶせ、共振作用を活用し「波」をもっと大きくしていくイメージだ。
共振作用を活用しているため、思いのほか力をかけずに、「波」が大きくなる。
(たらいに張った水の波にあわせて、たらいをタイミングよく動かすと、どんどん波が大きくなり、水が飛び散るくらいの波になっていくのと同じ)


これは、まさしくUGCのリアルタイム性により実現可能となった。
Twitterにおいては、ほぼリアルタイムに書き込みが捕捉可能であり、必要なのは短いセンテンスで、「波」のタイミングと“キテルかどうか”を感じることのできる感性だ。

なお、この手法は、ネットに棲むような類のネット感度の高い担当者がチームにいる必要があり、かつ、機動的なメディアバイイングを行うため、実施可能な企業は少数だと思われる。