ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

「努力している間は失敗ではない思考」の脅威

「努力している間は失敗ではない」からこそ、思惑どおりにいかない案件は、自分で失敗と決めて見切らなければならない。


失敗は、破滅する前に決めるか、破滅して決まるかであり、破滅する前に失敗と決めた方がよいに決まっている。



■撤退するタイミング
・計画の撤退プランの基準に達したとき
・計画を実行に移すだけの経営資源がなかった
・マクロの経済環境が大きく変わった
・法制度や業界の常識が変わった


安易に妥協し撤退してはいけない
しかし、精神論で状況を打破できるほどビジネスは甘くない


「頑張れば、いつか必ず成功する」
という発想は、経営者としてはアマチュアだ。


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松下幸之助の言葉に

商売をやって絶対に失敗しない方法がひとつだけある
成功するまでやめないことだ
とあるが、実際にはコンピューター事業をあきらめ
撤退したこともある


経営者にとって引き際の見極めは、とても重要だ