ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

ECRSとは、「改善の4原則」

ECRSとは、「改善の4原則」のことでトヨタ等高い生産性を世界に誇る日本の生産現場の改善で使われてきた、業務改善の原則です。 工場内の工程、作業、動作に関する改善の指針になるものです。

E:Eliminate(排除/なくせないか)
C:Combine(統合/一緒にできないか)
R:Rearrange(交換/順序の変更はできないか)
S:Simplify(簡素化/単純化できないか)

 改善を行う場合に、基本となる「排除(Eliminate)・統合(Combine)・交換(Rearrange)・簡素化(Simplify)」の4つの考え方をいい、この考え方の4つの頭文字からECRSと呼ばれています。考え方としては、この、E→C→R→Sの順番に検討をしていきます。
 
 作業改善などで、工程、作業、動作をなくすことができないか?(排除:Eliminate)、あるいは一緒にできないか?(統合:Combine)、順序を変更できないか?(交換:Rearrange)、単純化できないか?(簡素化:Simplify)という観点から見直していくことを指します。5W1Hのチェックリストなどと同様に作業全体を見直し、問題点を見つけ出す際の手掛かりとします。これを「ECRSの原則(改善の4原則)」と呼びます。