CTB分析とは、Category(カテゴリ)、Taste(テイスト)、Brand(ブランド)の3つの指標で顧客を分類する方法で、顧客がどんな商品を購入するかを高い精度で予測できます。カテゴリはレディース、メンズ、子供、生活、食品などの大分類や、ファッション、アンダーウエア、インテリア、キッチンなどの中分類、さらに細分化した小分類などを用います。テイストとしては、色、模様、形、風合い、サイズなども含まれ、ブランドにはキャラクターなども含めます。
Category(カテゴリ)、Taste(テイスト)、Brand(ブランド)
POSデータや購買履歴データは、一般的にはSKU単位、品番単位で分析されます。しかし、品番単位での分析では、例えば1年前に購入した冬物衣料の品番がわかったところで、今年どの品番の冬物を購入するかを予測することはできません。しかし、もしその商品がどのようなカテゴリの商品で、色や風合いがどのようなものであったかというデータがあれば、その人の好みがわかり、新商品の購買予測もできるわけです。