利益を上げるためには、どんどんKPIをブレイクダウンしていって、最終的に売り場のKPIにまで落とすのがいいとされている。経営者はそれを喜ぶ。だが、これではうまくいかない。
現場の心に響かないからだ。人間は、ああそうか、と思うことが重要。ポジティブなインデックスを作ることが大切だ。
現場に意識させるKPIは優先順位を付けて各人から見て10個以内、できれば3~6個が望ましい。
KPIは日々の業務のモニタリングが目的。一般的なデータ解析のように今まで気づかなかった要因を見つけ出すものではない。変化を把握しやすい単純明快な要因に注目すべき。
KPIの数字が変動した際の対策をあらかじめ用意しておく。