ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

テーパリング

テーパリング(Tapering)は直訳すると「先細り」や「次第に先が細くなっていくこと」という意味で、金融用語ではQE(量的緩和)の縮小を意味します。 米国で2012年9月から行われている「QE3」では7回にわたり従来毎月850億ドルだった資産買い入れ額を100億ドルずつ減らしていくテーパリングを実施しました。

QEとはQuantitative Easingの略で、量的緩和(政策)を指します。 米国で行われたQEのうち、2008年11月~2010年6月までが「QE1」、2010年11月~2011年6月までが「QE2」、2012年9月~2014年10月は「QE3」と呼ばれています。

新型コロナの経済への影響を縮小化するため、2020年3月15日、FRBは1%の金利引下げを決定し、フェデラルファンド(FF)の目標金利、いわゆる政策金利は0〜0.25%となった。5000億ドルの米国債と2000億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)の購入も決定した。事実上、これは「QE4」、すなわち10年以上前の世界経済危機以来のFRBによる4回目の量的緩和となった。