ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

N-NOSE 線虫がん尿検査 すい臓がん早期発見も可能

線虫がん検査の感度は、施行元のHIROTSUバイオサイエンスから以下のように発表されています。

線虫が反応することが分かっているがん種:胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭(15種類)

N-NOSEの資料では、感度(がんのある人で検査結果がきちんと陽性となる確率)は86.3%、特異度(がんのない人で検査結果がきちんと陰性となる確率)は90.8%とあります。

N-NOSEを受検すると、100人中10人がC3・D・E判定となる。C3・D・E判定となっても実際にがんがある可能性は10人に1人(10%)程度。

 

N-NOSEplusすい臓がん

現在、早期発見が難しいとされる『すい臓がん』にだけ反応性が変わる線虫の開発に成功。

膵臓がんでは「がんが膵臓の中にとどまり、大きさが2cm以下、かつリンパ節への転移が見られない」場合に「ステージⅠ期」と定義される。これはほかのがんでもほぼ同様で、ステージⅠ期なら早期がんと考えるのが一般的。しかし、膵臓がんの場合はステージⅠでも早期がんとは言えない。ステージⅠ期の段階で、既に目に見えない遠隔転移(他の臓器への転移)を起こしているケースが少なくない。

すい臓がんはステージ0期で発見することが重要。ステージ0期で発見し手術をした場合、5年生存率は約90%にもなるという。