ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

60/40ポートフォリオは過去のものなのか?

60/40ポートフォリオで、

・2000年のドットコムバブルの崩壊
・2008年の世界金融危機
・直近2020年のコロナショック(短期間ではあるが)

いずれの場合も市場の危機の際、債券は痛みを和らげてくれた。

株式と債券の期待リターンはいずれも足元で大幅に改善されているす。約2年前に比べて株式は割安な水準にあり、債券の名目リターンは少なくともプラスに転換しつつある。また、インフレが持続的に低下すれば、今年はプラスの実質リターンも期待できる。

2022年は投資家にとって最悪の年。60/40ポートフォリオは決して過去のものではない。
長い歴史の中では、ときに、株価↓ 債券↓ が発生するものの、

―そして稀に、株式のマイナスより債券のマイナスが大きくなる事があるものの、―

大勢としては『株式』と『債券』は二大資産として、互いが綱を引き合う、特性が異なるアセットクラス。

1976年以降、平均で7カ月に1度は両資産が同時に下落する月があった。しかし「両資産クラスが3年間で損失となることはなかった」

1926年1月1日から2021年12月31日までの間、米国株式60%、米国債券40%のポートフォリオの年率リターンは8.8%。

バンガードは、その60/40 ポートフォリオの今後10年間の長期平均リターンが約7% になると予測しています。

約1年間に及ぶ市場の混乱を経た後でも投資における重要な原則は変わらず。再び「60/40ポートフォリオ」が運用の基盤となり、また、それにオルタナティブ資産を加えればインフレ・ヘッジ、分散効果を高めることができる。