ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

ティッピング・ポイント

ティッピングポイントとは

あるアイデアや流行もしくは社会的行動が敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと


流行は少数から始まる(少数者の法則)

流行を伝える人には、3タイプいる。

ネクター(人脈の専門家)
メイブン(情報の専門家)
セールスマン(感情を伝染させるカリスマ)

【コネクター(媒介者)】 −世界を束ねる特殊な才能をもっている人びと
 ▽コネクターとなるための条件

  • 知り合いが多い、顔が広い−友人や知人を作る並外れたコツを体得している一握りのひと
  • 過剰に社交的な人ではない。人に取り入ろうとする態度が見え見えの愛嬌を振りまくような人ではない。むしろ観察家である。根っから人が好きなだけ
  • ネクター特有の衝動−マメさ−を備えている
  • 好奇心や自信、社交性、そしてエネルギーなどの複合的要素の関数
  • 人の可能性を感じる資質

 社会的な爆発的感染は、ある種の人間がそれを起こしたから起こったのであって、発想なり製品は、コネクターに近づけば近づくほど、力と機会が増えるのです。

【メイヴン(通人)】 −情報の専門家
 コネクターだけが社会的感染にかかわっているわけではありません。コネクターには多くの知己がいるためどこからでも情報が入ってくるとも考えられますが、社会的伝染というものをじっくり観察してみると、新しい情報と結びつくときに頼りにする人もいることが明らかになってきます。人脈の専門家(コネクター)がいるように、情報の専門家もいるのです。

 メイヴンという言葉は、知識を蓄えている人を意味します。が、メイヴンで重要なことは、彼らが「それを人に教えたがっている」という点です。メイヴンとは、他人の問題を解決することによって、自分の問題−自分の感情的必要性−を解決している人ということもできます。彼をメイヴンたらしめているのは、単に物知りなのではなく、それを伝える社交的技術が備わっていることにあります。

【セールスマン】 −説得のプロ
 メイヴンは相手を説得するタイプの人間ではありません。しかし、社会的伝染が口火を切るためには、現実にかなりの人数が説得されて行動を起こすという「きっかけ」が必要です。その役割を担っているのが、説得のプロとしての「セールスマン」です。

 では説得力とは何か。実は、何かを語るときにそれを取り巻いている状況のほうが、語られた内容よりも重要になる場合がある、と著者は指摘します。つまり、説得というものは自分たちの与り知らないところで作用するのであり、やはりセールスマンは、一部の限られた特殊な人たちなのです。

 少数のセールスマンと、メイヴンとコネクターの両方を兼ね備えたある一人の人物が動き出したとき、アメリカ独立革命に向かう爆発的伝染がはじまったのです。



粘りの要素
記憶に残させる

背景の力
ほんのちょっとした微妙で予測しがたい要素も、わたしたちの行動に左右するのが現実であり、人間は自分で思っている以上に環境に敏感

150の法則
動物の群れのサイズは最大150人。いくつもの群れにアクセスする事が大切。

■ティッピング・ポイントを押せば世界は傾く
〜焦点をしぼること、実験すること、そして信念を持つこと
口コミ伝染がはじまるにあたってはコネクターとメイヴン、そしてセールスマンが重要な役割をはたしていることが証明されました。ということは、口コミ伝染をスタートさせたいのなら、これら3つのグループにもっぱら資源を投入すればいい


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