過去の景気後退期において、米国REITは米国株式に比べて底堅く推移してきた。また、景気後退が始まる前から投資を開始し、景気後退が終わるまで投資を続けた場合、米国REITのパフォーマンスは、米国株式を大きく上回る。
景気後退サインが点灯したら、米国REITへの投資を検討したい。
(出所:全米経済研究所、データは1991年~2018年)
■米国の不動産ファンダメンタルズは全体として良好
物件供給面では、高金利環境および建築資材価格や人件費の高騰により、新規物件の供給が抑制されています。一方、足元の景気減速を受けつつも、物件需要は堅調に推移しており、結果としてタイトな需給環境から賃料上昇と高い稼働率水準がしばらく続く見込みです。
● 景気後退局面では、インカム系資産のパフォーマンスが良い。
景気後退に進んだ局面:2000年8月の翌月から1年間投資した場合のリターン