ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

Twitterは手段(Twitter利用に関する考察)

Twitterは、メディアではなくメールと同じくコミュニケーション手段として
利用するのが、企業として望ましい。


Twitterを企業として利用しているという「ネタ」の新鮮さは、もうすぐ
失われていくことに違いなく、そうなったときに、本質的に残るのは、
Twitter本来の「コミュニケーション手段」や
APIなどによる「コミュニケーションサポートシステム」などの
機能的な側面だろう。


勘違いしてはいけないのが、「囲い込み」のためではないということだ。
フォロワーの数は、どうでもよい。


ネットサービスで、根付くサービスは、全て「手段」「ツール」としてのものであり、そのほとんどが「人と対話する、出会う、人の考えを知る」ためのものである。


ヤフーが成長したきっかけは「Y!オークション」であり、
エキサイトが上場できたのは「フレンズ」のおかげであり、
mixiは提供サービスそのものがコミュニケーション機能だ。



こうしたコミュニケーション手段をサービス提供し、
付随的、二次的にメディアビジネスやゲームビジネスを展開し、
マネタイズしていくのがオーソドックスなやり方だと思われる。


本題のTwitterに話を戻すと、企業として、今後必要ことは、
Twitterを広告手段として捉えるのではなく(広告媒体としての活用はあり得る)、
eCRM的な使い方として、コミュニケーションチャネルの一つとして
捉えるべきということだ。
つまり、積極的アプローチをするための、コミュニケーションチャネルとして
活用することが、もっとも本来のTwitterの良さを引き出すことになる。


Twitterを使うことは、手段であって「目的」ではない。
企業は、コミュニケーションすることを目的とし、
あくまでツールと割り切るくらいがちょうどいい。
所詮「ツール」なのだ。


メディアには流行り廃りがある。
どんなに売れた雑誌でも、いつか売れなくなる。

しかし、ツールは違う。
一度手に入れてしまった便利さは、なくてはならないものになるからだ。