サービスが成熟してくると、差別化が難しくなる。
いろいろな機能が生み出され、どこも似たり寄ったりになる。
しかし、そうした中でも勝者と敗者が分かれる。
その答えは、顧客のことを考え、どれだけアイデアを出し、
実践できるか、否かだ。
例えばネットサービス業における業務のなかで、ユーザーインターフェースを
考える仕事があったとする。
「このあたりに、申込ボタンつけとけば、いいか」
と何も考えずに仕事をしていたら、間違いなく他社には勝てない。
「あと、5ピクセル上のほうがいいんじゃないか?色は赤がいいか、青がいいか」
と、考える。
この紙一重の差が積み重なり、大きな差となり、勝者と敗者を分ける。
現場レベルで、これが実践できる企業は強い。