ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

キャッシュフローマトリクス

キャッシュフローマトリクスでは横軸に営業キャッシュフロー、縦軸に投資キャッシュフローがとられている。
投資キャッシュフローは将来のキャッシュを生み出すための先行投資であって、成長期にはお金が出て行く→基本的にマイナスになっている項目。投資の結果、キャッシュが稼げてくるようになると、営業キャッシュフローとしてリターンが生み出されるという流れ。

営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計がプラス(つまり、FCFがプラス)ならば手元におカネが増えたことになる。
普通の会社は投資キャッシュフローがマイナスで、営業キャッシュフローはプラスなので、上図でいう右下の領域に入る。

 

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稼ぎよりも投資の方が多い場合には「投資期」に入ります。
稼ぎのほうが投資よりも大きければ「安定期」 に入ります。

やがて会社が投資をしなくなり、
それまでに投資してきたものを売却するようになると
投資キャッシュフローはプラスに転じます。

これが「停滞期」です。
投資をしないと当然、稼ぎも減ってきます。
新商品を開発しなければ企業は生きていけないからです。

営業キャッシュフローがマイナスになると「後退期」へと進みます。