19日のNY市場では原油が連日の高値更新で87ドル。原油高騰が今や主たるインフレ要因となるのでインフレヘッジとしての金が買われた。ドルインデックスも95の大台でややドル安気味の展開。ドル長期金利も1.8%の大台で一服。
そして株安も要因だ。昨晩、例によってNY市場をフォローしていたが、現地の朝方ダウ・SP500・ナスダックとも前日比プラス圏で始まったが、昼にかけてジリジリ値を下げ、マイナス圏に落ちた。そのタイミングで金の反騰が加速した。明らかに因果関係がある。
ビットコインが弱気相場入りして冴えないことも金には追い風。