ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

新型コロナウィルスの感染拡大の相場へのインパクト

■終値 2019年2月 最高値
NYダウ 25,409.36 29,551.42(2020/2/12)
S&P500  2,954.22   3,393.52(2020/2/19)


■記事
<ピクテ投資情報>
【新型コロナウイルス感染拡大のインパクト(2020/2/26)】
S&P500が3000ポイント程度にまで下落すれば、バリュエーション面の割高さが解消されると思われます。
ただし今回の新型肺炎の影響が予想以上に広範囲に広がり、世界経済が景気後退期に入るという前提に立てば、上記のシナリオでも楽観的になる可能性があります。しかし各国の金融緩和や緊急財政策などが歯止めとなるものと期待されることから、今のところは割高感の修正の範囲で留まる可能性もあり、現時点では大幅な景気腰折れシナリオに立つ必要はないと考えます。
https://www.pictet.co.jp/Individual/Report/markets/global/20200226

<長谷川建一氏>
【コロナショックで大荒れの株式・為替相場…3月はどう動く?(2020/2/29)】
ダウ平均の当面の下値の目途は、2018年12月の安値22,445ドルから2020年2月高値29,398ドルの61.8%戻しの25,100ドルまたは2019年5月安値24,815ドルあたりだろう。株については、この水準では、拙速な動きは取らないようお勧めしたい。
https://gentosha-go.com/articles/-/25815

<ソニーフィナンシャルホールディングス>
Kanno Report(2020/2/27)
【新型ウイルスの世界経済への影響は長期化か ~ 年後半にかけての回復シナリオは不変】
・市場は世界同時株安、長期金利低下、信用スプレッド拡大とリスク回避姿勢を強めるなか、円高は限定的
・経済減速は SARS 流行時(2003)に比べ長期化する可能性があるが、その後の急回復シナリオは維持
・中国で成長率がさらに低下すると、先行き不安に伴う消費抑制と経済減速の悪循環が発生する可能性も
https://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/market_report/pdf/k_200227_01.pdf

<東洋経済オンライン>
【日経平均株価は「2万円」では下げ止まらない(2020/3/2)】
近年の予想PERは、通常は15~17倍で推移してきたので、足元のPERが、株価下落によって、通常の推移のレンジの中央値である16倍まで下がる、というのは、全くおかしくない。あるいは、楽観に振れ過ぎた株価は、反動が出ると悲観に振れ過ぎることもあるため、15倍まで低下することも十分ありそうだ。
仮にS&P500指数の下落だけで、PERが15倍に低下する仮定しよう(ここでは、分母の1株当たり利益予想値の下方修正がない、といった楽観的な前提とする)。すると2月28日(金)時点ではS&P500の予想PERは17.35倍であったので、それが15倍に低下するのは、同日からさらに13.5%の株価下落となる。それをNYダウ工業株指数に当てはめると(NYダウ工業株とS&P500の騰落率が同じだとすると)、同日で終わった週の平均値は2万6635ドルであったため、約2万3000ドルがメドになる。

■S&P500 最高値からの下落率(リセッション時)
リーマンショック ▲68%
1576.09ドル→666.79ドル(2007年10月→2009年3月/約1年半)

ITバブル崩壊 ▲51%
1552.87ドル→768.63ドル(2000年3月→2002年10月/約2年半)