ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

歴史に残る新商品には2種類ある

歴史に残る新商品には2種類あると考えている。一つは、従来の商品を新しい商品や技術で否定し、取って代わる(リプレースする)商品。もう一つは、従来の商品を否定するのではなく、併存する商品だ。

リプレースする商品を開発するときに留意すべきことを説明する。この商品は以前からある商品が持つ機能を持ったうえで、さらに便利であることが重要になる。

従来の商品と併存する新規商品はそれまでに存在していない新市場を創造する。重要なことは、商品が提供する新しい生活スタイルが受け入れられるかどうかだ。


従来は既存商品が新商品にリプレースされる場合、1つの既存商品が1つ新しい商品に取って代わられていたが、最近は1つの新商品が複数の商品に取って代わるケースが出てきた。代表的な商品がスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)だ。

垂直統合」「水平分業」かという議論に意味はない。どう作るかよりも何を作るかが重要なのだ。商品企画力を強化しなければならない。

スマホにのみ込まれるな 企画力が会社を救う  :日本経済新聞 http://s.nikkei.com/OeTsrU