ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

関与水準と想起集合サイズ

低関与商品は、想起集合サイズ(ブランド)が大きく(多く)なる。 また、バラエティー・シーキング(お試し購買)の傾向が強い。いち消費者が複数ブランドに好意を抱いている可能性が高い。ブランドにおける棲み分けがあまりない。 →ターゲットを幅広く設定…

プリンシパル=エージェント関係

プリンシパル=エージェント関係(principal-agent relationship)とは、行為主体Aが、自らの利益のための労務の実施を、他の行為主体Bに委任すること。このとき、行為主体Aをプリンシパル(principal、依頼人、本人)、行為主体Bをエージェント(agent、代…

メラビアンの法則

メラビアンの法則〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一般にコミュニケーションにおいて、相手に伝わるのは「言葉」「話し方」「態度」のそれぞれはどのような割合になっているかというと - 「言葉」 7% 「話し方」38% 「態度」 55% - と…

EBITDA EV/EBITDA倍率

■EBITDA(イービットディーエー/イービットダー)Earnings Before Interest,Tax,Depreciatiion and Amotizationの略。EBITDA = 税引前利益 + 減価償却費 + 支払利息 上記の算式は、経済環境による差異を排した上の利益水準の実態を把握するというものであ…

歴史に残る新商品には2種類ある

歴史に残る新商品には2種類あると考えている。一つは、従来の商品を新しい商品や技術で否定し、取って代わる(リプレースする)商品。もう一つは、従来の商品を否定するのではなく、併存する商品だ。リプレースする商品を開発するときに留意すべきことを説…

RBV(リソース・ベースト・ビュー) Resource-Based View

RBV(リソース・ベースト・ビュー) Resource-Based View企業内部の経営資源に競争優位の源泉を求めるアプローチ。フレームワークとして、VRIOがある。 RBVとは、企業内部の経営資源に注目して経営戦略を立案していく考え方です。 業界構造という外部環境と…

非言語コミュニケーション

米ペンシルバニア大学のレイ・バードウィステル教授が手がけた研究によると、「2者間の対話では、言葉によって伝えられるメッセージは、全体の35%に過ぎず、残りの65%は、話しぶり、動作、ジェスチャー、相手との間の取り方など、言葉以外の手段によって伝…

正範語録 渡辺勇治作

実力の差は努力の差 実績の差は責任感の差 人格の差は苦労の差 判断力の差は情報の差真剣だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る いい加減だと言い訳ばかり本気でするから大抵のことはできる 本気でするから何でも面白い 本気でしているから誰かが助けてくれ…

GCS分析

消費者視点のミクロ分析。Genle:ジャンル Category:カテゴリー Segment:セグメント例)自動車業界、ビール業界 G:ジャンル 移動手段、アルコール全体 C:カテゴリー 自動車、ビール S:車種別、タイプ別

マーケティング戦略立案のプロセス

各プロセスでは、フレームワークを活用し効率的に作業を進める。 1〜4までの作業がマーケティング戦略立案に相当。 「ポジショニング」が極めて重要なマーケティングの概念であり、ポジショニングを実現するためにマーケティングミックス(4P)を駆使して行き…

STPとは

まずは2つの軸を選びます。この作業はセグメンテーションと呼ばれます。二つの軸を選ぶ事により、市場を鳥瞰的に捕え、細分化のプロフィールを明らかにします。セグメンテーションで2つの軸を抽出する事によって、市場は最低でも4つに細分化されます。セ…

STP×4P ミツカン独自のマーケティングフレームワーク

市場分析に役立つとされる「STP」(Segmentation=切り口、Targeting=ターゲット、Positioning=ポジション)を横軸に、商品分析に必要な項目である「4P」(Product=製品、Price=価格、Place=流…

スマイルカーブ理論

台湾のパソコンメーカー、宏碁(エイサー)の創業者の施振栄(スタン・シー)氏が唱えたスマイルカーブ理論だ。製品の開発から販売に至る流れを横軸とし、その付加価値を縦軸にして線を描くと、真ん中の組み立て事業の価値が一番低い曲線になる。曲線が笑っ…

低関与商品の意志決定

人間は考えることがキライ 高級フランス料理であれば、一生懸命頭をひねってメニュー を考えるかもしれません。それは、高級フランス料理は、高関与商品 と呼ばれる、簡単に言えば「一生懸命考えて決める」意志決定をする。ファストフードは、「低関与商品」…

3ヒット理論(Three Hit Theory)

ハーバード・E・クラグマン博士(H E,Krugman 1965,1972)がネラル・エレクトリック社に勤務していたときに発見。 1回目の広告接触 → それは何だろうという反応(What is it?) 2回目の広告接触 → 何について語っているのだろうという反応(What of it?) …

表明保証(レプワラ)と誓約条項(コビナンツ)

<ポイント> ◆表明保証は、特定時点の事実関係をうたうもの ◆誓約条項(コビナンツ)は、将来にわたる義務をうたうもの ◆両者の関連を意識すると複雑な契約条項も理解しやすい 表明保証はrepresentations and warrantiesの訳語で「レプワラ」という呼び方を…

表明・保証条項(Representations and Warranties)

表明・保証条項とは、契約締結時(またはクロージング時)において、当該取引に関連する各種の事実について各当事者に当該事実が真実であることを表明させるもの。レップ・アンド・ワランティということもある。M&Aにおいては、譲渡企業の貸借対照表上、…

出資比率20%以上の経営上のガバナンスと会計上の影響

企業はこの議決権比率を何%取得するかで、その会社へ経営上のガバナンスと会計上の影響の双方の観点からの関与度合いが変わるのである。議決権を取得する時には大きくわけて5つの区切りがある。20 %以上、33.33 %超、50%超、66.66 %超、100 %である。…

独占禁止法 不公正な取引方法を禁止

独占禁止法は(1)私的独占、(2)不当な取引制限、(3)不公正な取引方法を禁止している。 (目的) 第一条この法律は、私的独占、不当な取引制限及び不公正な取引方法を禁止し、事業支配力の過度の集中を防止して、結合、協定等の方法による生産、販売、価…

RBV(リソース・ベースト・ビュー) Resource-Based View

RBV(リソース・ベースト・ビュー) Resource-Based View企業内部の経営資源に競争優位の源泉を求めるアプローチ。フレームワークとして、VRIOがある。 RBVとは、企業内部の経営資源に注目して経営戦略を立案していく考え方です。 業界構造という外部環境と…

組織の3要素

「企業はヒトなり」と松下幸之助は言ったけれど、 いいヒトが来るまでは、育つまでは、企業の発展はないのか? - 社員の能力が30%あがらなければ、業績が30%上がらないのか? NO! - ヒトは、組織を構成する最小単位でしかない。 - 組織を構成する要素 1)ヒ…

実効税率

実効税率とは、法人税や事業税、住民税などの税率に基づいて計算された総合的な税率のことです。実効税率は、税効果会計や中期経営計画等で法人税等を想定する際に用いることが一般的で、実際の納税計算で使われることはありません。 実効税率とは、「税引前…

J-SOX

新聞や経済誌などの多くのメディアで、大きく取り上げられている『日本版SOX法』ですが、実際には『日本版SOX法』という法律はありません。一般に『日本版SOX法』と呼ばれているのは、『金融商品取引法』(旧 証券取引法)で求められている、『内部統制報告…

オーガニックな成長

M&Aなどによって、資本の力で外部経営資源を取り込んで成長していくことを外部成長といいますが、自前の力で内部成長していくことを、オーガニックな(有機的な、あるいは生命体のような)成長といいます。

FIXプロトコルとは

FIXプロトコルは、Financial-Information-eXchangeの略で、証券会社(Sellサイド)と機関投資家(Buyサイド)間で取引を電子的に統一的な仕様で実現する 為のプロトコルです。 全世界の金融機関からなるFIX委員会(http://www.fixprotocol.org/)により制定…

MM理論

MM理論とは、モジリアーニ・ミラーの定理の別称。 MM命題と呼ばれることも多い。モジリアーニ・ミラーの定理とは、モジリアーニとミラーによって提唱された定理で、「法人税を無視すれば企業価値は資本構成や配当政策によって変化しない」という定理。 また…

プリ・プロダクション・ミーティング pre production meeting(PPM)

広告主、広告会社、制作会社の責任者や制作スタッフが撮影前に行う最終確認のためのミーティング。確認事項としては、企画・製作意図・演出プラン・出演者、セットデザイン、ロケ地、衣装、小道具、音楽、スケジュールなどである。

通勤快足

1987年、レナウンが発売を開始した抗菌防臭加工の靴下です。 最初は「フレッシュライフ」という名前で 販売されていましたが、販売策として、思い切って「通勤快足」という名前にしたところ売上げは一気に10倍近くになった。ネーミングはとても大切。

のれん代

のれん代は、企業の合併や買収、営業の譲り受けの時に限って資産に計上されるもので、企業の資産の中の「営業権」のことをいう。企業会計において、企業の持つブランドやノウハウ、ソフトウェア、特許権など目に見えないけれども価値があるものを「無形固定…

グレイナーの成長モデル

経営学者ラリ一.E .グレイナ一が書籍"Evolution and Revolution asOrganization Grow"の中で触れた分析モデルのことです。成長する組織は、その過程で5つの段階を経ます。そして、各段階において危機を迎え、それを乗り切るために変革が要求されます。■第一…