ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

ペイオフマトリックス

ペイオフマトリックスは、新たな打ち手を策定する際、ブレーンストーミングなどで出されたたくさんの選択肢から有力な選択肢へと絞り込む手法で、アイデアの優先順位を短時間でつけることが狙いです。マトリックスの尺度に応じ、実行すべきタスクの優先順位…

オズボーンのチェックリスト法

1.オズボーンのチェックリスト法とは ブレーンストーミングを作ったアレックス・F・オズボーンが作った発想法で、あらかじめ準備したチェックリストに答えることでアイデア発想する方法です。具体的には、アイデアのテーマや対象を決めて、チェックリスト…

EQ

心の知能指数(こころのちのうしすう、英: Emotional Intelligence Quotient、EQ)は、心の知能 (英: Emotional Intelligence、EI) を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指す。EQの五大要…

タックマンモデル

チーム・ビルディングに関する分析や理論は数多くありますが、心理学者であるB.W.タックマンが考案したチーム・ビルディングによるチームの状態を4段階で表現した「タックマンモデル」はとても参考になります。タックマンモデルは、チームは次の通り、4つの…

リンゲルマン効果

ドイツの心理学者であるリンゲルマンは、集団で作業をすると個人の努力がおろそかになって「社会的手抜き」と呼ばれる現象を発見しました。リンゲルマン効果とも呼ばれています。 1本の綱を1人が引く場合には、その人は100%の力を出しますが、その人数を2人…

人財価値を高める - ジョハリの窓

企業価値を生む人財力とは人材ではなく人財とは、人が財(たから) として価値を生む存在であることである。そんな人財とは、一人一人が自律的に働き、課題を発見し、その解決に新たなアイデアを生み出したり、あるいは周囲を巻き込んで変革を起こす存在であ…

ファシリテーション、ファシリテーターとは

元気がないといわれる昨今の日本企業。「できない理由を見つけるのが上手い」「目的のはっきりしない会議が多い」「意思決定に時間がかかる」。あなたの職場に当てはまるものはあるだろうか? 長年にわたって組織のコンサルティングを手掛けてきた森氏によれ…

コホート分析

エリック・リースのリーンスタートアップでは、構築(Build)-計測(Measure)-学習(Learn)というフィードバックループを、スタートアップにおける重要なサイクルだと位置づけている。具体的には、スタートアップが取る一つ一つの行動に対して、まずその行…

繁栄の黄金律

山田修氏の提唱している経営セオリー 企業の成功のために特に重要な4つの要素 - ①成長戦略 X ②経営効率 X ③モチベーション →どれかが欠けていても全体が機能しない ④ コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン - 3つの経営行動要素を有効に機能させるためには、コミュ…

NLPの視線解析でウソを見抜く 

相手に質問をなげかけて相手の視線を読むことで、心の中を読むこともできるというNLPの視線解析の研究を紹介する。1.視線が右上を向く 未来のこと、未体験のことを想像している。2.視線が左上を向く 今までに見た風景や、過去の体験を思い出そうとしてい…

ゲーデルの不完全性定理

一般的に言って、 「数学的に証明された」ことについては、もう議論の余地はない。どんなに年月が経とうと、決して反論されることもなければ、 科学理論のように、よりすぐれた理論に取って代わられることもない。 主義主張にも善悪にも関係なく、また、どん…

「特別な時間と空間」の演出 玄関

「地下鉄・地下街直結」の商業施設が増えることは、見えにくい部分で、マイナスの影響ももたらす。「施設の全体像」を目にする機会が少なくなることで、施設のブランド価値がじりじりと減ることだ。 例えば本を読むとき、私たちは表紙を眺め、目次に目を通し…

国民文化と組織文化:Hofstede は何を測定したのか?

佐藤悠一 (2008) 「国民文化と組織文化:Hofstedeは何を測定したのか?―経営学輪講 Hofstede (1991)」『赤門マネジメント・レビュー』 7(11), 821-832. AMR7-11-2.pdf - Hofstede は、『経営文化の国際比較』において、IBM 社における40 カ国11 万人の従業員…

グローバル経営における国民性(National Culture)指数

1.グローバル経営における国民性(National Culture)指数とその意味日本人は本当に集団主義なのか、それはビジネスにはプラスなのか・企業が新たに進出する国を決めるときは、経済指標だけでは見えてこないリスク要因を深く分析すべきで、特に国民性に関係…

スタートアップ成功の極意

「アントレプレナーの教科書」 顧客開発モデルの4ステップ(スティーブ・ブランク)1.顧客発見(聴いて発見) 2.顧客実証(売って実証) 3.顧客開拓(リーチを検証) 4.組織構築(本格拡大)スタートアップにチームは2つだけでよい。 →商品開発、顧客開発多くの…

NPS(ネットプロモーター・スコア)

大手クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス・インターナショナル(アメックス、東京・杉並)もこうしたCSの課題に突き当たっていた。「世界で最も信頼されるサービス・ブランドになる」というビジョンを掲げる同社では、長年にわたってグローバル…

アンナ・カレーニナの法則

トルストイの「アンナカレニーナ」のシナリオから シアワセな家庭はみんな一様に似通っているが、不幸な家庭 はみなそれぞれに不幸である。経営に置き換えると業績の悪い会社にはいろんな理由があるが、 業績のよい会社には共通するなにかの特徴があるという…

アビリーンのパラドックス

アビリーンのパラドックス(Abilene paradox)とは、ある集団がある行動をするのに際し、その構成員の実際の嗜好とは異なる決定をする状況をあらわすパラドックスである。 暑い暑い夏の日、場所はテキサス州コールマンという田舎町。ある老夫婦とその娘夫婦…

学習する組織

学習する組織とは、目的を達成する能力を効果的に伸ばし続ける組織であり、 その目的は皆が望む未来の創造である。学習する組織には唯一完全の姿があるわけではない。 むしろ、変化の激しい環境下で、さまざまな衝撃に耐え、復元するしなやかさ(レジリアン…

学習する組織とは

学習する組織とは組織力は組織メンバー間の相互作用 組織メンバーがビジョンを共有しながら、行動と学習を自発的に繰り返すことで、組織全体の能力が高まっていく組織のことです。「学習する組織」の初期提唱者であるハーバード大学のクリス・アージリスは、…

価値共創型カーブアウト

一般的にカーブアウトと聞くと、ネガティブなイメージを抱くことが多い。 選択と集中のために事業を整理・売却するといったイメージである。これは、いわゆる撤退型カーブアウトである。 価値共創型カーブアウトとは、「潜在価値がある自社の事業を戦略的に…

サムウォルトンのビジネス構築十か条(ウォルマート)

1)仕事に誠心誠意「励め」。ひたすら信ぜよ。情熱は必須だ。2)利益はすべての従業員と「分かち合え」。連帯は信じられないような結果を生む。3)仲間を「動機付けよ」。給料と会社の所有権(自社株)では、人は満足しない。毎日新しい面白い動機付けの…

整理解雇

整理解雇をめぐり、裁判所は(1)経営上、人員削減の必要性があって(2)解雇を避けるための手段を尽くしており(3)解雇する人選が相当で(4)社員と協議するなどの手続きをきちんと踏んでいれば有効とする「整理解雇の4要件」を打ち出している。現在では、すべて…

JMS

JMSとはJava Message Serviceの略でありJ2EEで規定されMOM(Message Oriented Middleware)の標準APIです。J2EE(Java2 Enterprize Edition)は、Javaを使ってエンタープライズシステム(企業の業務システムなど、大規模で複雑なシステム)を構築するためのプラ…

極度の心配性の者だけが生き残る。

5Forces(競合企業、サプライヤ、顧客、新規参入、代替商品。規制業種の場合は+当局の6Forces)のどれかに、大きな変化の兆し(シグナル)がないかを常にチェックする必要があり、直観力を高めシグナルとノイズを見分け、感知できなければならない。極度の心…

極度の心配性の者だけが生き残る。

パラノイド(病的なまでに心配性の者)だけが生き残る。(Only the Paranoid Survive) 元インテルCEOアンドリュー・グローヴ(Andrew S. Grove)遅かれ早かれ、業界のビジネス基盤を根底から覆す変化が起きるため、その戦略変曲点(strategic inflection poin…

パーキンソンの法則

1955年 シリル・ノースコーテ・パーキンソンがエコノミスト誌に書いたエッセイより。「仕事とは、それを終えるために使える時間を満たすまで拡張する。」1年でしなければいけない仕事は、1年で行われる。来週しなければならないことは、来週行われる。…

レゾナント・スピーチ

■レゾナント・スピーチに求められること 〜理解、共感、共鳴を生みだす〜ロジック エモーション トラスト 1.場と聴衆を知る2.メッセージを明確にする、絞り込む スピーチの目的 どんなインパクトを与えるか 心理面 行動面3.組み立て オープニング 聴衆とコネ…

ブランドは資産

ブランドイメージが何らの形で影響している消費者の行動が競争優位につながることはあっても、ブランドがそれのみで競争優位となることはない。 認知度が高く、誰の頭にもすぐに思い浮かぶ象徴的な存在でありながら、それを持つ企業に卓越した利益をもたらし…

ブランド価値とブランドの経済的価値

ブランドは、それが顧客の囲い込みにつながるときに競争優位との関連性を持ち、顧客の囲い込みが規模の経済と組み合わされると優位性がさらに強まる。 「ブランド価値」と「ブランドの経済的価値」とは区別されなければならない。 ブランド価値は、消費者が…