ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

組織・人材

SECIモデル(セキモデル)

■共同化(Socialization) 共体験などによって、暗黙知を獲得・伝達するプロセス ■表出化(Externalization) 得られた暗黙知を共有できるよう形式知に変換するプロセス ■連結化(Combination) 形式知同士を組み合わせて新たな形式知を創造するプロセス ■内…

組織戦略の考え方

■組織設計の基本は官僚制 「官僚制」という言葉はどうも最近世間では旗色が悪いネガティブなイメージで語られがちだが、実は会社を支える基本・足腰。ルーチンワークを確実に遂行できる人たちがいなければ会社は成り立たない ■ボトルネックへの注目 「ザ・ゴ…

組織論

問題を解決するのはヒトであって、組織構造ではない。 そのヒトの邪魔をすることはできるが、ヒトのやるべきことを代行してやってくれることはない。

計画のグレシャムの法則

ハーバード・サイモンは、「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則を組織に応用して、「ルーチンは創造性を駆逐する」と述べました(「計画のグレシャムの法則」)。これは、人は日常のルーチン業務ばかりに追われていると、長期的かつ重要な計画を…

「組織は戦略に従う」「戦略は組織に従う」

■「組織」と「戦略」の関係 「組織は戦略に従う」。アルフレッド・D・チャンドラーJr.が著書「Strategy and Structure」の中で述べている考え方である。 一方で、「戦略は組織に従う」という考え方をイゴール・アンゾフは提示している。この二人の著名な経営…

7S

7つのS」とは、マッキンゼーによって提唱されてフレームワークで、次の七つのSを頭文字とした経営資源を表したもの。7つのSは、企業戦略にあった最適な組織運営を考える際に適したフレームワーク。 優れた企業は、これら7つの要素は互いに補完しあい、強めあ…

なぜ人と組織は変われないのか

■思考様式の変化を必要とする課題 リーダーが犯す最も大きな過ちは、適応を要する課題を解決したいときに、技術的手段を用いてしまうこと。 問題そのものに着目するだけでなく、「人間」の側の要因にも着目する必要がある。 ■免疫マップと 心臓病で死ぬ危険…

企業文化の構築においての「場所」

なぜピクサーは、社内に(チームごとのスタジオではなく)1つの広大で開放的なアトリウムをつくり、人々が予期せぬ相手と始終遭遇し、非公式で偶然の交流が生まれる環境を設けているのだろうか。なぜニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグは、防音ドア…

年収データ 1,000万円超えは何%?

男性のうち1,000万円超えは5.8%

「ネガティブな人」にうまく対処する方法

ステップ1:相手の思いや感情を理解し、受け止める。 これは時として、相手のネガティブな感情を助長させるだけのようにも思えるかもしれない。しかしそうはならない。ネガティブな姿勢に対して同意も正当化もしない。ただその胸中を理解したことを示すだけ…

集団思考の落とし穴

複数の人が集まって会議をすると、私たちは無意識のうちに落とし穴に落ちてしまいます。代表的な「落とし穴」 ■社会的手抜き →私一人ぐらい参加しなくても・・・という現象。メンバー5人以上で発生する。■感情的対立 →「意見の対立」ではなく、「あの人は気…

コンフリクト・マネジメント

組織の中において、対立やコンフリクトはよく発生するものである。 50年前は、コンフリクトは取り除くべき悪だと捉えられていたが、20年ほど前から、存在そのものは避けようのない必要悪として受け入れようと考えられるようになってきた。 しかし、最近では…

EQ

心の知能指数(こころのちのうしすう、英: Emotional Intelligence Quotient、EQ)は、心の知能 (英: Emotional Intelligence、EI) を測定する指標である。心の知能とは、自己や他者の感情を知覚し、また自分の感情をコントロールする知能を指す。EQの五大要…

タックマンモデル

チーム・ビルディングに関する分析や理論は数多くありますが、心理学者であるB.W.タックマンが考案したチーム・ビルディングによるチームの状態を4段階で表現した「タックマンモデル」はとても参考になります。タックマンモデルは、チームは次の通り、4つの…

リンゲルマン効果

ドイツの心理学者であるリンゲルマンは、集団で作業をすると個人の努力がおろそかになって「社会的手抜き」と呼ばれる現象を発見しました。リンゲルマン効果とも呼ばれています。 1本の綱を1人が引く場合には、その人は100%の力を出しますが、その人数を2人…

人財価値を高める - ジョハリの窓

企業価値を生む人財力とは人材ではなく人財とは、人が財(たから) として価値を生む存在であることである。そんな人財とは、一人一人が自律的に働き、課題を発見し、その解決に新たなアイデアを生み出したり、あるいは周囲を巻き込んで変革を起こす存在であ…

ファシリテーション、ファシリテーターとは

元気がないといわれる昨今の日本企業。「できない理由を見つけるのが上手い」「目的のはっきりしない会議が多い」「意思決定に時間がかかる」。あなたの職場に当てはまるものはあるだろうか? 長年にわたって組織のコンサルティングを手掛けてきた森氏によれ…

国民文化と組織文化:Hofstede は何を測定したのか?

佐藤悠一 (2008) 「国民文化と組織文化:Hofstedeは何を測定したのか?―経営学輪講 Hofstede (1991)」『赤門マネジメント・レビュー』 7(11), 821-832. AMR7-11-2.pdf - Hofstede は、『経営文化の国際比較』において、IBM 社における40 カ国11 万人の従業員…

グローバル経営における国民性(National Culture)指数

1.グローバル経営における国民性(National Culture)指数とその意味日本人は本当に集団主義なのか、それはビジネスにはプラスなのか・企業が新たに進出する国を決めるときは、経済指標だけでは見えてこないリスク要因を深く分析すべきで、特に国民性に関係…

アビリーンのパラドックス

アビリーンのパラドックス(Abilene paradox)とは、ある集団がある行動をするのに際し、その構成員の実際の嗜好とは異なる決定をする状況をあらわすパラドックスである。 暑い暑い夏の日、場所はテキサス州コールマンという田舎町。ある老夫婦とその娘夫婦…

学習する組織

学習する組織とは、目的を達成する能力を効果的に伸ばし続ける組織であり、 その目的は皆が望む未来の創造である。学習する組織には唯一完全の姿があるわけではない。 むしろ、変化の激しい環境下で、さまざまな衝撃に耐え、復元するしなやかさ(レジリアン…

学習する組織とは

学習する組織とは組織力は組織メンバー間の相互作用 組織メンバーがビジョンを共有しながら、行動と学習を自発的に繰り返すことで、組織全体の能力が高まっていく組織のことです。「学習する組織」の初期提唱者であるハーバード大学のクリス・アージリスは、…

整理解雇

整理解雇をめぐり、裁判所は(1)経営上、人員削減の必要性があって(2)解雇を避けるための手段を尽くしており(3)解雇する人選が相当で(4)社員と協議するなどの手続きをきちんと踏んでいれば有効とする「整理解雇の4要件」を打ち出している。現在では、すべて…

レゾナント・スピーチ

■レゾナント・スピーチに求められること 〜理解、共感、共鳴を生みだす〜ロジック エモーション トラスト 1.場と聴衆を知る2.メッセージを明確にする、絞り込む スピーチの目的 どんなインパクトを与えるか 心理面 行動面3.組み立て オープニング 聴衆とコネ…

学習する組織

学習する組織、組織の構成員に自主的な学習を促し、その成果を組織全体で共有することにより、高い競争力を実現する組織のこと。従来の権威主義的な組織(「管理する組織」)に対する対概念として置かれる組織モデルの一つ。資源依存型経営戦略理論の一つの…

SECIモデル

SECIモデルとは、ナレッジマネジメントの基礎理論で、組織内に存在する暗黙知と形式知が個人・集団・組織の間で、相互に絶え間なく変換・移転しているとする知識移転のプロセスのことを言う。 1994年に一橋大学の野中郁次郎・竹内弘高によって発表された…

情報収集プロセスの4ヵ条ルール

わかっていることを言え わかっていないことを言え その上で、どう考えるかを言え この3つを常に区別しろ リーダーを目指す人の心得作者: コリン・パウエル,トニー・コルツ,井口耕二出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/09/28メディア: 単行本購入: 7人 …

人材育成 部下のマネジメント

マネジメントとは、部下を型にはめて期待する役割をこなすよう、画一的に作り変えることではない。一人一人の本質的な特色(=個性)を見極め、それを解放し、力を発揮させることで、継続的に成果を生み出せる。部下を変えるのではなく、部下一人一人に対し…

カイゼンの弊害

カイゼンを推進しようとすると、各セクションで局所最適化が図られ、全体最適化を阻害することがあるので注意。全体を俯瞰する調整(ハブ)役を置くことで対処。

マネージャーとリーダーとの違い

マネージャーとリーダーとの違いは、マネージャーは部下ひとりひとりを見るが、リーダーは将来を見据える。