ごろにゃ~の手帳(備忘録)

備忘録的ブログ。経営やマネジメント、IT、資産運用、健康管理などについて書き留めてます。

ブランド・マーケティング

USP Unique Selling Propositio ユニーク・セリング・プロポジション

広告がUSPの条件を満たしているか見極めるのに必要な判断基準1 何かを提案してるか? 2 独自のものか? 3 売りにつながるか?この3つの基準を満たせるのであれば、言葉をいっさい使わなくて USPを伝えていることになる。

「あなた」は脳の一部

「あなた」は、あなたの脳の一部 たとえるなら、「あなた」は、脳という馬を操っている騎手のような存在なのだ。

先進的でありすぎると失敗する

新商品開発や広告の仕方で、先進性や、インパクトが強すぎると失敗する。 人は元来保守的で居心地の良さを求める。 前に触れたことがある気がするけど、ちょっと新しい、ちょっとエッジが効いてるくらいが丁度いい。

プロシューマー

生産者(プロデューサー)と消費者(コンシューマー)を合成した造語。自分が欲しいと思う物を自ら発案して商品化したり、メーカーに働きかけていく進んだ賢い消費者のことを指す。 ショッピングに出かけても、欲しいと思える商品が見当たらないという経験は…

FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)

FSP: Frequent Shoppers Program(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)小売業界ではFSP、航空業界ではFFP(Frequent Flyer Program(フリークエント・フライヤー・プログラム)の略)と呼ばれますが、その考え方は共通。小売業の場合は自社の…

ドロシーレーンの法則

ドロシーレーンの法則とは、米国の高級スーパーの経験則から導き出された戦略で、値下げする商品の割合をコントロールして「心理的な安さ」を訴える売価設定方法。売場の中の一定のスペースの商品を対象にプライスダウンを行い、売場全体の『安さ感』を引き…

関与水準と想起集合サイズ

低関与商品は、想起集合サイズ(ブランド)が大きく(多く)なる。 また、バラエティー・シーキング(お試し購買)の傾向が強い。いち消費者が複数ブランドに好意を抱いている可能性が高い。ブランドにおける棲み分けがあまりない。 →ターゲットを幅広く設定…

歴史に残る新商品には2種類ある

歴史に残る新商品には2種類あると考えている。一つは、従来の商品を新しい商品や技術で否定し、取って代わる(リプレースする)商品。もう一つは、従来の商品を否定するのではなく、併存する商品だ。リプレースする商品を開発するときに留意すべきことを説…

GCS分析

消費者視点のミクロ分析。Genle:ジャンル Category:カテゴリー Segment:セグメント例)自動車業界、ビール業界 G:ジャンル 移動手段、アルコール全体 C:カテゴリー 自動車、ビール S:車種別、タイプ別

マーケティング戦略立案のプロセス

各プロセスでは、フレームワークを活用し効率的に作業を進める。 1〜4までの作業がマーケティング戦略立案に相当。 「ポジショニング」が極めて重要なマーケティングの概念であり、ポジショニングを実現するためにマーケティングミックス(4P)を駆使して行き…

STPとは

まずは2つの軸を選びます。この作業はセグメンテーションと呼ばれます。二つの軸を選ぶ事により、市場を鳥瞰的に捕え、細分化のプロフィールを明らかにします。セグメンテーションで2つの軸を抽出する事によって、市場は最低でも4つに細分化されます。セ…

STP×4P ミツカン独自のマーケティングフレームワーク

市場分析に役立つとされる「STP」(Segmentation=切り口、Targeting=ターゲット、Positioning=ポジション)を横軸に、商品分析に必要な項目である「4P」(Product=製品、Price=価格、Place=流…

スマイルカーブ理論

台湾のパソコンメーカー、宏碁(エイサー)の創業者の施振栄(スタン・シー)氏が唱えたスマイルカーブ理論だ。製品の開発から販売に至る流れを横軸とし、その付加価値を縦軸にして線を描くと、真ん中の組み立て事業の価値が一番低い曲線になる。曲線が笑っ…

低関与商品の意志決定

人間は考えることがキライ 高級フランス料理であれば、一生懸命頭をひねってメニュー を考えるかもしれません。それは、高級フランス料理は、高関与商品 と呼ばれる、簡単に言えば「一生懸命考えて決める」意志決定をする。ファストフードは、「低関与商品」…

3ヒット理論(Three Hit Theory)

ハーバード・E・クラグマン博士(H E,Krugman 1965,1972)がネラル・エレクトリック社に勤務していたときに発見。 1回目の広告接触 → それは何だろうという反応(What is it?) 2回目の広告接触 → 何について語っているのだろうという反応(What of it?) …

プリ・プロダクション・ミーティング pre production meeting(PPM)

広告主、広告会社、制作会社の責任者や制作スタッフが撮影前に行う最終確認のためのミーティング。確認事項としては、企画・製作意図・演出プラン・出演者、セットデザイン、ロケ地、衣装、小道具、音楽、スケジュールなどである。

通勤快足

1987年、レナウンが発売を開始した抗菌防臭加工の靴下です。 最初は「フレッシュライフ」という名前で 販売されていましたが、販売策として、思い切って「通勤快足」という名前にしたところ売上げは一気に10倍近くになった。ネーミングはとても大切。

競争力の源泉

競争力の源泉は、突き詰めると「コスト競争力」と「価値競争力(差別化)」の2つに集約される。

「習慣で買う」のつくり方

人間の行動の95%を支配しているのは無意識である。 ・判断脳(executive mind):脳が知覚したものを認知し、実行する意識 ・習慣脳(habitual mind) :脳が無意識に処理する意識■なぜ、新商品が失敗するか 大量に広告を投下しても、習慣脳で生理的な変化…

ヒューリスティック

ヒューリスティックとは、何かを短時間で楽に識別・判断したいときに利用する、単純化された手掛かりのことです。よく出される例として、信号機が分かりやすいです。交通量の多い交差点を渡るときを浮かべてみてください。車・バイクの位置関係や状態を全て…

広告の社会心理学

広告の発信者が消費者の意識的・無意識的な購買行動を促進することを、社会心理学上では「説得」という言葉を使うようだ。社会心理学者のチャルディーニによると、説得の手がかりはについて<好意><希少性><権威><返報性><一貫性><社会的証明>と…

認知的不協和理論とは

タバコ吸いますか?(喫煙者の心理)タバコを吸っているという事実。そして、タバコは害があるという知識。この二つには矛盾があります。害があると思いながら、タバコを吸うのは、何となく落ち着かなくて、不愉快です。この不愉快な気持ちを「認知的不協和…

トルネード

まったく新しいものが先駆 者を乗り越えて一般大衆に製品を受け入れてもらえるようになるためにはあるティピングポイントを超えなくてはいけません。 1)ボーリングレーン→キャズムを乗り越えるためには、特定市場にフォーカスし、そのニッチ市場を支配する製…

ドミナント戦略

チェーン店などが、ある特定の地域に集中して出店し、知名度を上げたり配送を効率化したりすることで、同業他社よりも優位に立つことをねらう商業戦略。ドミナント出店。 - ABCマート 上野にはABCマートが4店舗ある。 なぜ上野店は1店舗ではなく4店舗なの…

ティッピング・ポイント

ティッピング・ポイントの3つの発生要件 - (1) 少数の目利きに影響を与えること (2) その内容が記憶に粘ること (3) 背景の力 - (1) 少数の目利きに影響を与えること これは、キャズムを超えて大きく流行するためにはEarly AdaptorとEarly Majorityの間に翻…

ティッピング・ポイント

なぜ、ニューヨーク市の犯罪率が急激にダウンしたのか? なぜ、地味な靴「ハッシュパピー」は爆発的に売れ出したのか? なぜ、『セサミ・ストリート』は人気長寿番組になりえたのか? なぜ、無名作家の小説が一躍ベストセラーになったのか? なぜ、急成長ハ…

プロダクトプレイスメント広告

映画やテレビ番組、ゲームなどのなかでさりげなく商品を配置して露出を高める手法をプロダクトプレイスメントと呼ぶ。[事例] 「バブルへGO!!」・・・日立の洗濯機(タイムマシンになるというストーリー) 24、ミッション・インポッシブル・・・アップルのPowe…

アトリビューションとは

「ウェブサイトのゴールに対して利用している各広告に貢献度を配分すること」 - 経験豊富かつ想像力のあるマーケティング担当者は、 データ取得が容易であるネット広告だけでなく 4大マスも含めた間接効果を頭の中で計算し、 予算配分と露出タイミングを決…

差別化のための犠牲

何を宣伝するか、何を売るか、何で利益を上げるかは、それぞれ別のこと。バーガーキングは「直火焼」を宣伝すべき。マクドナルドとの違いだからだ。 しかし、いったん訪れた客にはチキンでも何でも売ればいい。しかも、儲けはドリンクの販売だ。 犠牲が必要…

アイデアを具体化するための資金

すばらしいアイデアというものは、世の中に結構ころがってる。アイデアを具体化するためには、資金が必要だけれど、それがあれば足りるわけではない。世の中に、その素晴らしさを認知させるためにも資金は必要。素晴らしいものであれば、いずれ広まると考え…